2014年3月19日水曜日

白蓮寺アサテラの会(報告)

3月15日(土)、五十公野の白蓮寺でアサテラの会を開催しました。
肌寒さもどこか穏やかな、春の訪れの感じられる朝でした。

本日の参加者は総勢50名。またまた、にぎやかな会となりました。というのも、檀家さんたちが一生懸命お手伝いをしてくださいました。いいですよね。「私たちがお寺を守っているんですよ」、という自信と誇りが伝わります。

ご住職の関根さん、堂々としていて、かつやさしさのあふれる、すばらしい方です。お話もとてもわかりやすく、みんな、うんうんとうなずいていました。

「禅の綱」という紐が本堂の真ん中にぶらさがっているのですが、これが観音様の右手とつながっています。観音様の功徳を直接いただけるというわけです。







2014年3月12日水曜日

今週末は白蓮寺アサテラの会

白蓮寺へ打ち合わせに行ってきました。
久しぶりに爽快な青空が広がる、とても気持ちのいいお天気でした。
ご住職はとても温和な方。元豊浦町の教育長をされた方です。
奥様は、やさしくて快活な方。お二人はとても仲がよさそうです。どうしてお寺様って、夫婦仲がいいんでしょうねえ。私の周りのお寺様ご夫婦、みんないい感じなんですよ。やっぱ仏様のおかげでしょうか。

白蓮寺アサテラの会  3月15日(土) 朝7時~8時30分
白蓮寺の住所 新発田市五十公野1856 電話 0254-23-3076

越後三十三観音第二十八番札所、そして、北蒲原三十三観音第二十四番札所。ご本尊は観音様、秘仏です。

越後三十三観音の公式サイトはこちら。
http://echigo33kannon.org/
その中で、白蓮寺はこちら。
http://echigo33kannon.org/fudasyo/28byakurenji.html

今回のアサテラの会も、楽しくなりそうです。
見どころたくさんありますよ~。
お楽しみに!

五十公野(いじみの)です。

コメリの脇から入ってください。





2014年3月10日月曜日

文化遺産を活かしたにぎわいづくりシンポジウム(報告)

3月8日(土)、ついにシンポジウム本番でした。
実はその前の日、北原弘前大学教授を囲んで懇親会を行いました。もう、そこからシンポジウムは始まっていたんですね。先生の話は実におもしろい。そして、それらはすべて実体験。こんな先生が近くにいて、一緒にまちづくりができたらなあと、つくづくうらやましかったのですが、でも、いたじゃないですか、敬和学園大学の一戸先生が! 一戸先生はなんと、弘前出身。今回のパネルディスカッションではコーディネーター役をお願いしました。やりましょう、一戸先生!
というわけで、すき焼きを食べながらのまちづくり(北原先生は「まち育て」と言います)談義はとても貴重で楽しいひとときでした。

さて当日の午前中は北原先生をお連れして新発田のまちなかをご案内。
・足軽長屋(とても気に入っていただいたようでした。「清水園よりすごい」)
・清水園(先月オープンしたばかりの安兵衛伝承館も見ましたよ)
・石泉荘(前を通るだけ)
・金升酒造(杜氏に酒蔵の中も案内していただきました。感謝!新発田側の焼酎カメ護岸に「スゲエ」)
・寺町(たまり駅で抹茶と和菓子で休憩)
・宝光寺(山門、城東窟の桜、経蔵。「山門いいねえ」)
・新発田川、公設市場(おばちゃんも!)
・平久呉服店(いっぱい写真撮られてました)
・ギャラリー3+4(寺田さん、ありがとうございました)
・白勢長屋(車窓より)
・白壁兵舎(車窓より)…まだオープンしてません。
・新発田城(とにかくお堀を渡る風が冷てエ~)
・長徳寺義士堂(「こりゃすごいなあ」 関根さん、お話しありがとうございました!)
・次郎八(ようやくメシ。赤穂の牡蠣フライ定食。デカい、うまっ!)




と、このようなハード市中引き回しのような午前中を踏まえ、いよいよシンポジウム本番となるのでありました。

シンポジウムは70名の方にお集まりいただきました。お寒い中、本当にありがとうございました。
さて、北原先生の講演会です。てっきり弘前市のお話しをするのかと思っていたら、黒石市のお話しがメインでした。「こみせ」と呼ばれる、民間の土地なんだけど誰でも通っていい「アーケード」、この活用や保存を巡り、「まち育て」のお話しが展開します。アメリカのメインストリートプログラムの紹介がありました。そのアプローチには、「組織運営」、「プロモーション」、「デザイン」、「経済立て直し」の4つが必要。特に私が思ったのは、最後の「経済立て直し」です。とかく「まちおこし」というと、やたら熱意が先走り、カネのことはあとまわしにしがちですが、やはりカネは大事です。ここを目指さないから長続きしない。しりすぼみになってしまう。よくあることですよね。
黒石市では、熱い想いもすごいですし、その熱い想いをうまく燃料に変え、実にしたたかにやってるなあと思いました。空家になっていた「銭湯(セントー)」を「センター」に変えていくなど、すばらしい取り組みだと思いました。しかし、その背景には、北原先生のような、市民の取り組みを支えてくれるシンクタンクのような存在が必要だということです。
今、新発田のまちづくりの取り組みに欠けているのは、経済観念とシンクタンクではないかと、講演会を聞いて、思った次第です。



講演会に続いては、パネルディスカッション。敬和学園大学の一戸先生がコーディネーターとなり、パネリストに、
・宝光寺の寺崎住職(新発田市仏教会会長。宝光寺は新発田藩主溝口家の菩提寺。)
・街角こんぱす編集長の西村さん(街角こんぱすは日本フリーペーパー大賞2013の地域密着部門で最優秀賞を受賞)
・新発田商工会議所青年部理事の肥田野さん(新潟市で㈱バウハウスを経営する傍ら、多岐に渡ってまちづくりを実践)
の3人、そしてコメンテーターとして北原先生でした。
3人からそれぞれ、新発田のまちへの熱い想いを語っていただきました。
・寺崎住職「もっとお寺を活用してほしい。多くの方にお寺に来ていただきたい。また、経蔵を市文化財にしようと計画している」
・西村さんは「名のある文化財よりも、何気ない街角の風景や人々とのふれあいの中に、新発田の本当の良さがあるのではないか」
・肥田野さん「新発田城清掃にはものすごく大勢の人が集まる。お城というモノよりも、集まってくるヒトが新発田の財産」
モノでなくヒト、全く私も同感です。新発田にはおもしろい人、魅力的な人がたくさんいらっしゃいます。人にターゲットを当てて、まちづくりを考えなければ。そうすることで、モノも活きてくるのではないでしょうか。



そしてシンポジウムが終わり、夜となりました。
北原先生を囲み、数人で打ち上げです。西村さん、肥田野さん、それから商工会議所青年部のお二人も加わり、楽しくやっつけました。
しっかし、北原先生はエネルギッシュです。またまたここでも熱いお話しをガンガン聞かせていただきました。おもしろい!楽しい!もうこれは、今回だけでは実にもったいない。ぜひ、今後もおつき合いいただきたい。切にそう思った夜でした。





2014年3月7日金曜日

文化遺産を活かしたにぎわいづくりシンポジウム ご案内ふたたび

またまた宣伝で失礼します。
まだまだ参加者が足りていないため、緊急参加を呼びかけております。
参加申し込みなしで結構ですので、ぜひぜひ当日、会場までお越しください。

第1部は、まちなか活性化で全国的に有名な、北原弘前大学教授の基調講演。
第2部はパネルディスカッション。宝光寺のご住職、街角こんぱす編集長、新発田商工会議所青年部の理事さんがパネラー。そしてコーディネーターは、敬和学園大学の一戸先生です。

まちづくりにすごく参考になると思います。すぐ役に立つシンポジウム!
ぜひ、これをきっかけに、即、アクションを起こしましょう!

3月8日(土)午後1時30分から4時まで。新発田商工会議所4階会議室にてお待ちしています。お申し込み、よろしくお願いします!

 

2014年3月3日月曜日

市街地文化遺産を活かしたまちづくりワークショップ

3月1日(土)に「市街地文化遺産を活かしたまちづくりワークショップ」の第3回(最終回)を行いました。

写真はちょっとシブイ方々が中心に写っていますが、実際は若い方々(大学生とか)も少なからずおりましたです。

私は、残念ながら別仕事で最初と最後しか顔を出せなかったのですが、後半の発表を聞いていたら、皆さんオリジナルで具体的なアイデアをボコボコ出されていて、なるほどと思いました。

私は、個人的には、中心市街地の活性化の主役は「お寺だ!」と勝手に思っているのですが、人の数だけ考えはあるわけで、それでいいんですよね。色々な想いが集まって、結果的にまちが賑やかになれば、よろしいわけであります。
このワークショップ、今回が最終回。主催者側だったので、私は参加できなかったのですが、本当は私も一市民として参加したかった。そして、お寺の可能性をぶちまけたかったなあ。

さて、ワークショップの続きということで、いよいよ今週末、シンポジウムがあります。たくさんの方にお出でいただきたいです。
3月8日(土)午後1時30分~4時、新発田商工会議所にて。弘前大学の北原先生をお招きしての講演会、そして地元の皆さまによるパネルディスカッション。
参加申し込みをする必要がありますので、ぜひぜひお申し込みくださいませ!