2016年3月30日水曜日

お寺存続の危機

昨日の夕方、TeNYテレビ新潟で、お寺の特集をやっていました。

新発田の山内、泉蔵寺も出ていました。
住職不在のまま、なんと40年も前から地域の人たちが管理をしているとのこと。
しかし、住民の手入れも限界があり、建物の傷みは手つかずの状態。
建て替えはとてもとても、檀家だけでは無理な問題。
果たしてお寺、この先どうなってしまうの???

このように、住職が常駐せず存続の危機にあるお寺は、全国の15%にも上るそうです。

一方、攻めの姿勢に転じたお寺さんも紹介されていました。
別の仕事を抱えつつ、寺を絶やすわけにはいかないと、寺の仕事もマメにこなし、檀家の皆さんの家々を丁寧に訪問。
また、月1回、「寺カフェ」を開催し、本堂でコーヒーを飲みながら地域と触れ合う試みも行っています。評判は上々。檀家さん以外の人が、むしろ多く集まってきてくれるとのこと。

檀家が減り、維持費は嵩み、お寺の経営は厳しさを増しています。
特に、過疎地のお寺は深刻な状況にあります。
寺の存続は地域の存続ではないでしょうか。
本当に、今、何らかの手を打たないと。

とても考えさせられる番組でした。






2016年3月28日月曜日

相円寺坐禅会

昨日3月27日(日)、寺町は相円寺の坐禅会に参加してきました。
私の他に女性が3名。皆さん、坐禅は初めての体験ということでした。


坐禅の合間に、副住職からお話がありました。
道元禅師の言葉、「生死をはなれ仏となる」
坐禅とは、人間が大自然とひとつであることに気づくこと。
私=自我、概念は自らが作りだした幻想。私を離れて、ただ仏(大自然)となる。

スピリチュアルとかなんとかじゃないですよ。
神秘でも何でもありません。
ふつうのこと。当たり前のこと。

だから坐禅は、いわゆる坐禅の時だけでなくて、生活全部が坐禅であると。
掃除も坐禅、食事も坐禅、寝るのも坐禅。お茶を点てている時も坐禅。

これは、アタマで考えてもわかりません。
感じるしかないです。


今日も楽しい坐禅会でした。



2016年3月22日火曜日

アサテラ新聞第38号

一昨日、円福寺アサテラの会でお配りした、アサテラ新聞第38号です。

・ 円福寺のこと。
   ・ 開催は2回目、住職はアサテラの会副会長。
   ・ 本堂は豊浦地区で一番古い木造建築。
   ・ テラ市は画期的でした。
   ・ 朝の集い。檀家の皆さんを中心に、月1回の坐禅会。
・ アサテラの会予定
   ・ 4月10日(日) 瑞雲寺
   ・ 5月15日(日) 安楽寺
・ しばた朝寺deピラティス
   ・ 朝7時半~8時半
   ・ 4月10日、16日、23日
・ 相円寺坐禅会
   ・ 日曜午後3時半~5時
   ・ 3月13日、27日、4月10日、17日
・ スタッフ自己紹介
   ・ 齋藤 遼(託明寺副住職)


2016年3月21日月曜日

円福寺アサテラの会(報告)

昨日、3月20日(日)は円福寺でアサテラの会を開催しました。
お彼岸の中日という、お寺様にも、檀家の皆さんにとっても大変お忙しい日程にもかかわらず、50名もの方々にお越しいただきました。

円福寺は曹洞宗、禅宗のお寺です。では、椅子坐禅を体験しようということで、ご住職にご指導をいただき、静かに坐りました。ほんの5分の間でしたが、やはり心が落ち着きます。椅子坐禅は、足の悪い方や椅子生活の多い現代人には手軽にできる坐禅。ぜひ日常にも取り入れていただければと思いました。




坐禅の後は、お勤め。礼拝、読経(般若心経)、お焼香と続きます。



さて、お食事。今回のおかずはすごかった! 常連さんの他に、円福寺の檀家さんたちが気合いを入れてたくさん作ってきてくださいました。どれも手作り、とってもおいしい~!





先回からの試み。周りの方々同士で自己紹介し、その後、数人の方に感想をお話ししていただきました。皆さん、色々なことを感じ、考えていらっしゃいます。交流するって、楽しいことですね。とても温かなひとときを過ごすことができました。





2016年3月18日金曜日

日曜日は円福寺アサテラの会

あさって日曜日3月20日、円福寺でアサテラの会があります。
朝7時から8時半まで。
もうすっかり春です。気持ちのいい春の朝、円福寺へでかけてみませんか。

≪円福寺≫
住所:新発田市下中ノ目721
電話:0254-22-6991
駐車場もあります。


2016年3月17日木曜日

ぼんぼり竹炭

新発田のお盆には欠かせない「朝顔ぼんぼり」。
しかし、お盆が終われば大量の「廃棄物」になってしまっているのが現状です。
そこで、昨年10月にアサテラの会では、その廃材の竹を利用して竹炭を試作してみました。
これがことのほか好評で、担当者一同、気を良くしておりました。

と、このほど、新発田の福祉施設「のぞみ工房」が、本格的に竹炭の製作・販売に取り組むこととなりました。詳しくは、本日3月17日の新潟日報朝刊の記事をお読みください。

ひとつのきっかけがこのように広がって、事業にまで発展するなんて、まったくもってうれしい限りです。のぞみ工房さん、がんばってくださいね!











2016年3月15日火曜日

相円寺坐禅会

3月13日の日曜日、相円寺の坐禅会に参加してきました。
わずか3人ばかりの参加者でしたが、その分じっくりと、中身は非常に濃いものでした。

なぜ坐禅をするのか。
副住職は「私というメガネをはずしてありのままを見るため」とおっしゃいます。
五蘊(ごうん)という、色・受・想・行・識のプロセスを繰り返し、「私」ができあがっていく。
六根(ろっこん)という、眼・耳・鼻・舌・身・意と本来横並びに備わっている感覚が、その中の「意」の仕分け・判断により惑わされていく。
しかし、そもそも、「私」は存在しない。
坐禅をすることは、このことに気づくこと。感じること。

最近、私にとって、とても悲しい出来事がありました。
その体験を背負って、本日の坐禅会に臨んだのですが、奇しくもこのような教えに出会い、この悲しみも苦しみも「私」が作っているものだと、はたと気づきました。


「私」ではなく、ありのまま。
私もあなたも、生きとし生けるものすべて、そして雲も風も町も山々も、すべてが一体。

諸行無常、諸法無我、涅槃寂静

そんな仏教のキーワードがすうっと入ってきた感覚が、坐禅を終えて2日経った、このブログを書いている今も、あります。むしろ、今の方が、よりそんな感じがしています。









2016年3月13日日曜日

しばた朝寺deピラティス

いよいよ春ですね。心も体も萌えてきましたね~。
そんな春にぴったりの朝寺deピラティス、チャレンジしてみませんか?
4月の日程が決まりました。
長徳寺、法華寺、三光寺の3カ寺で開催です。
お問い合わせ、申し込みは直接、主催の小林さんまでお願いします。


2016年3月11日金曜日

坂田明&スガダイローDUO

堀部安兵衛生誕地まつりの特別企画。
4月24日(日)、長徳寺で坂田明とスガダイローのDUOがあります。ゲストはふくまこづえさん。

これまでにも秋吉敏子、山下洋輔&渡辺香津美と、超大物が本堂で演奏しました。そして、今回のこの企画。やるな~、長徳寺!

チケットはお早めに。只今、新発田市観光協会などで販売中です。




2016年3月9日水曜日

曹洞禅フォトコンテスト

曹洞宗でフォトコンテストを開催するんですって。
今回で2回目だそうです。知らなかった~。


「第2回 曹洞禅フォトコンテスト」

曹洞宗ではお寺や仏教、禅を身近に感じていただけるよう、「第2回曹洞禅フォトコンテスト」を開催します。

■応募テーマ
「お寺での光景」
 建物や仏像の情景、行事や法要の一場面、お参りの風景など、お寺で撮影した作品。

「未来に残したい情景」
 伝統、風習、文化、自然など、大切にしていきたいものを写真で表現した作品。

■応募資格
どなたでもご応募いただけます。

■応募期間
2016年4月1日~6月30日(必着)

というわけで、くわしくはホームページをご覧ください。
http://www.sotozen-net.or.jp/event/photocontest02

私もアサテラで撮りためた写真がいっぱいあるから、応募してみようかな…。

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2016年3月6日日曜日

相円寺坐禅会

寺町の相円寺で坐禅会が開催されます。
 ・3月13日(日)
 ・   27日(日)
 ・4月10日(日)
 ・   17日(日)
いずれも午後3時30分から5時頃まで。
イスも可。
申し込みは不要。直接、お出でください。
今のところ、4月までの日程しか出ていませんが、5月以降も月2回のペースで行いたいとのことです。


「坐禅会復活」とあるので、以前も行われていたんでしょうね。私はわからないんですが。
相円寺と言えば、現在、ご住職が曹洞宗総本山の永平寺で要職を務められています。
今回の坐禅会は、留守を守る副住職が企画されたもの。副住職はまだお若いのですが、しっかりとしていて真面目で、かつとてもやさしい方です。ご案内を読む限り、坐禅会に対する副住職の熱意がひしひしと伝わってくるようです。

相円寺は寺町たまり駅の真向かいにあります。
坐禅を体験したいという方、ぜひご参加を。






2016年3月4日金曜日

長徳寺住職継承

アサテラの会副会長、長徳寺の関根さんからお便りが届きました。
関根さん、正式に住職になられました(東本願寺で任命式)。
ついては、祝賀会を催すということで、私(伊藤)もアサテラの会の代表としてご案内をいただいた次第。
ありがたいことです。喜んで参加させていただきます。