2016年10月15日土曜日

相円寺アサテラの会(報告)

もう開催から1週間が経とうとしています。地元の祭りや出張が重なってしまい、報告が遅れたことをお詫びします。

さて、相円寺。
10月9日の日曜日、雨の降る寒い朝となりました。にもかかわらず、大勢の方々にお越しいただいたことに感謝です。

相円寺は2階建て。1階が鉄筋?で広間や坐禅室があり、その上に木造の本堂が乗っかっているという構造。本堂の高さはけっこうあり、見晴らしもよく、とても静かです。これだけでも俗世間からちょっと離れた空間にいるような気がしてきます。

初めに、座ったまま坐禅。坐禅と書きましたが、副住職からは、「坐禅をしましょうと言うと、皆さん構えてしまいます。特別なことをするというのではなく、只静かに座りましょう」との説明がありました。
その後、皆で般若心経の読経。漢文と書き下しで2回読みました。書き下しは私も初めてで新鮮でした。

ご案内のとおり、住職は永平寺で維那(いの)という要職を4年間も勤められた方。また、副住職は今、坐禅会を立ち上げて意欲満々。
お寺には、禅の「気」のようなものが立ち込めており、空気が違います。ここに来るだけで、何かを感じてしまいます。
間違いなく、すばらしいお寺です。禅に興味のある方は、ぜひ相円寺に足を運んでいただきたいと思います。